英検2級のレベルと試験内容
英検2級のレベルは高校卒業程度になります。
ちなみにTOEICなら540-640点くらいに相当します。
一次試験は筆記とリスニングになり、試験時間は筆記が65分、リスニングが25分です。
二次試験は面接形式のスピーキングテストになり、試験時間は6分です。
[ads-rsp1]
6月に実施される2016年度第一回検定より、一次試験に1級、準1級ですでに実施されているライティングが加わりました。
ライティング(英作文)とは、テーマについて英語で質問が書いてあり、自分の意見を英語で書くという出題形式です。ライティングの問題数は1問。
英検2級の合格点の目安と合格率
合格点の目安
2016年度第一回検定よりライティングが加わり、全体の問題数が変わるようなので、必然的に配点も変わると思われます。
現在、確認中です!
日本英語検定協会からのレターによると、配点という概念が無くなり、CSEスコアをもとに合否を判定するようです。
英検2級の合格点の目安は一次試験で満点の60%程度です。
得点に換算すると、英検2級の満点が75点ですから45点前後が合格ラインになります。
二次試験の方も満点の60%程度になります。
英検の新しい合否判定方法について、具体的な例を交えて説明したものをご用意しました。
2級の合格率
下の表は2010年度と2011年度の第、第二回試験の英検2級受験状況です。
これを見ると、一次試験の合格率は30%弱程度で、二次試験の方は82%程度ということになり、対志願者でみると25%となり、2級になると難しくなってきます。
受付数 | 一次試験 | 二次試験 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
年度 | 志願者 | 一次免除者 | 実受験者 | 合格者 | 合格率(%) | 実受験者 | 合格者 | 合格率(%) | 対志願者合格率(%) |
2011年度 第1回 |
110,158 | 5,649 | 100,934 | 29,486 | 29.2 | 33,652 | 27,562 | 81.9 | 25.0 |
2011年度 第2回 |
83,964 | 4,867 | 76,109 | 21,377 | 28.1 | 24,806 | 20,393 | 82.2 | 24.3 |
2010年度 合計 |
305,960 | 15,999 | 279,400 | 82,763 | 29.6 | 94,181 | 76,218 | 80.9 | 24.9 |
下の表は、英検2級の学生受験者の人数と合格率です。2級は高校卒業レベルなので、高校生が多いですが、合格率は、なんと小学生が最も高い値になっています。
小学生 | 中学生 | 高校生 | 高専生 | 短大生 | 大学生 | 専修・各種 | その他学生 | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
志願者 | 1,676 | 6,895 | 73,678 | 363 | 1,165 | 6,677 | 2,026 | 1,543 | 94,023 |
合格者 | 709 | 1,657 | 16,804 | 68 | 313 | 2,441 | 453 | 479 | 22,924 |
合格率 | 42.30% | 24.03% | 22.81% | 18.73% | 26.87% | 36.56% | 22.36% | 31.04% | 24.38% |
英検2級の学習教材
英検の教材は、いろいろなメーカーから販売されていますが、本屋に行ってもネットで調べても旺文社の教材が多いです。
昔から圧倒的なシェアを持ってるのが旺文社です。
最近では、旺文社のベストセラーをネット教材に仕立てた英検ネットドリルといったインターネットを利用したものも人気があります。
特に、3級以上のレベルの受験者に非常に人気が高く、2014年のバージョンアップで2次試験の過去問や全国模試が追加されたので、まさにオールインワン、英検対策は英検ネットドリルだけで事足りるでしょう。
過去問題集
短期集中用の練習問題や総合問題集
単語と熟語
2次試験対策